こんにちは,ひなたママです。
高齢両親を連れた香港・マカオ旅行記,今回はこの旅で一番楽しみにしていた世界遺産巡りです。
これが終わったら帰国だけなので,「古希祝い旅行記」はマカオ世界遺産巡りの記事で終わりにしようと思います。
香港・マカオ2018シリーズは,始めての旅行記で,なんだか情報過多かつ情報薄く・・・,写真も肝心な部分を撮っていないという^^;
自分でも不完全燃焼なのですが,こんな感じでも,コツコツ続けていけば,いつか上手に旅行記を書けるようになれるかなぁ。
ちょっとでもお役に立てる情報が提供できるように精進します!
2019年GWは『3世代で初めての台湾5泊6日』が決定していますので,興味のある方はぜひチェックしてくださいね。
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世界遺産巡りの計画
マカオの世界遺産「マカオ歴史市街地区」は丁度30個の広場や建造物がコンパクトにまとまっている為,うまく回れば一日で回れると何かで読んだ私。
父と母は私にぜーんぶお任せ!って言ってくれたので,とりあえず「媽閣廟A-Ma Temple」を起点にして,どんどん歩くことにしてみました。
誰かが歩けなくなったら,その時点で終了です。
17時のフェリーで香港に戻らないといけないので,荷物を預けているホテルまで16時には戻りたいところです。
果たして,70歳オーバーの父と70歳手前で膝の弱い母を連れて,何個訪問できたのか?最後までお付き合いくださいね。
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ローカル食堂で朝食を@大利來記
ローカル食堂で朝食を食べるのも楽しみのひとつ。
あえて朝食は付けず,8時にチェックアウト手続きをして,荷物を預けました。
コンラッドマカオでは,フロントでお願いすれば,当日中ずっと預かってくれるので,時間めいっぱいまで行動できて助かります。
ホテル前のロータリーにタクシー乗り場があり,列にならんで順番に乗り込むことが出来るので,いちいち呼んでもらって待ったりしなくても良いので,とても便利♪
ポークチョップバーガーで有名な「大利來記」の本店で朝食を食べるためにタイパまで行ってもらいました。
タイパビレッジは,可愛らしいポルトガル風の建物が並ぶ,魅力的な街です。


マカオはタクシーがとっても安くて便利なんですよ。
ホテルからは10分ぐらいだったと思いますが,日本円で340円程で連れていってもらえました。
マカオは香港と違い,英語が通じないことが多々ありますので,お店の名前と住所を漢字で書いておいて,ドライバーさんに渡すのが確実です。
お店では米麺(ビーフン)を頂きました。


3人とも具が違うものを頼みましたが,見た目ではわからない具の多さに驚きでした。
写真の奥なんて,具がないように見えますが,骨付きの豚肉がごろごろ入っていてボリューム満点で,お腹がいっぱい!
一緒に注文したドリンクは飲み切れませんでした。
母は手前のつみれ入りを,父は牛肉入りを食べたのですが,とても美味しかったそうです。
世界遺産巡りに出発!
朝食後は有名な官也街を抜けて,公衆トイレのある広場に出ました。
実は,今回の旅行ではトイレに不自由することがなく,ここが唯一のペーパーなしトイレでしたが,しっかり清掃はされていて地元民の努力が垣間見えました。
ありがたい事に,香港もマカオも,ホテルやショッピングモールなどのトイレが充実していたので,日本にいるのと変わらないトイレライフ?でした。
ですが,世界遺産巡り中に気軽に入ることができるトイレがなかなかなくて,結局は地元民らしき人に教えてもらって,休憩ついでにマクドナルドでおかりしました。
トイレは早め早めに見つけたら寄っておく,ぐらいが良いと思いますよ。
広場前の道路では簡単にタクシーを捕まえることができました。
タイパからマカオ半島にある「マカオ歴史市街地区」の南端にある媽閣廟に連れていってもらいました。(タイパから一番近い)
いよいよ世界遺産巡りのスタートです♪
1.媽閣廟(A-Ma Temple)2.バラ広場


内港に面しているポルトガル式モザイクのバラ広場と,それに隣接して媽閣廟が建っていました。
中国風の寺院の前に広がる洋式の広場,バラバラにならず一つの風景として溶け込んでいます。
お線香を購入してお参りをすませて,境内を散策するとバナナの木に実がついていたりして,南国にいることを実感。
結局30分くらいは滞在したんじゃないかな。
マズイ!このペースでは全部回れないかも~!
3.港務局
1874年にイタリアの建築家によって建設された元兵舎で,現在は海事水務局なのだそうです。
建築様式にはイスラムの影響がみられます。


媽閣廟から細い道に入っていきますが,ここからはひたすら坂道を上がっていく感じです。
そして狭い道に沿うように世界遺産を構成する建物や広場が点在しています。
4.鄭家屋敷 (Mandarin'sHouse)5.リラウ広場
中国式家屋に西洋の装飾様式を取り入れた古いお屋敷・・・発見できず!!
気づけば通りすぎて,近くのリラウ広場についていました。
地図上では辿りつけていたので,おそらく歩いていた坂道に面した大きな壁の裏側が入口だったのかもしれません(ノД`)・゜・。
狭い道で突然開ける,リラウ広場の周囲はポルトガル洋式のアパートが多く,南欧の風情です。
6.聖ローレンス協会
マカオで最も古い教会の一つで,1600年代半ばの建立ですが,現在の外観いなったのは1846年だそうです。
坂道を頑張って歩いているのに,さらに階段を登ります。
教会の中を見学する人は少なく,静かな時間が流れていました。
父がうっかり帽子のまま入ってしまい,中にいた人がジェスチャーで教えてくれました。
教会に入る際には帽子はとりましょうね。
7.聖ヨセフ修道院および聖堂 8.聖オーガスティン広場 9.聖オーガスティン教会
1728年に建築され,堂内には聖フランシスコ・ザビエルの遺骨が祀られているそうです!
あの教科書に出てくるザビエル?!まさか,マカオでこの名前をみるとは!
聖オーガスティン広場の周りには,教会や図書館,劇場など歴史的建造物が並んでいます。
で,写真は聖オーガスティン教会ですが,一般非公開ですので外観のみです。
1500年代後半に神学校として建設された教会で,現在の建物は1874年に再建されたものです。
10.ドン・ペドロ5世劇場 11.ロバート・ホー・トン図書館


ここまで来ると,暑いし坂続きだし,結構疲れていました。
そこに現れたのが,このポルトガル人によって1860年に建設された劇場!
現在でもコンサート会場として利用されていて,冷房がきいてて,椅子も置いてあって,まさに癒しスポット!
ちょっと休憩させてもらって,元気よく出発することができました♪
ロバート・ホー・トン図書館は元々は香港の富豪が別荘として使用していたものを,遺言でマカオ政府に寄贈されたのだそうです。
太っ腹!!
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12.民政総署 13.セナド広場
1784年にマカオ市政局として建てられ,2階の図書館には年代物の調度品が多く並んでいます。
私たちは外観のみチラ見です。
この民政総署の目の前にガイドブックなどで有名なセナド広場があったから,ついそっちに行っちゃいますよね~^^;
あとで知ったけど,図書館が映画のセットのように素敵なんです!
入ってみれば良かったです。


14.三街会館 15.仁慈堂 16.カテドラル 17.カテドラル広場 18.蘆家屋敷
もう相当疲れていた上に,お昼が近づいていたのでメインの通りから外れている建物や広場には寄りませんでした。
もう無理だー!!(+_+)
ちなみにセナド広場から遠いわけではないので,元気な若者や時間がある方は,プラス1時間もあれば回れるように思います。
19.聖ドミニコ広場 20.聖ドミニコ教会
1587年に建てられた中国最初の教会です。
バロック式の荘厳なデザインで,博物館も併設されています。
21.モンテの砦
1600年代前半に建てられたマカオの主要防衛基地だった場所で,現在はマカオ博物館があり,展望台から聖ポール天主堂跡とマカオ全景を見ることができます。
ここに辿りつくまでの道が急斜面で,かなり大変でした。
私の両親,結構やりますよ,感心感心。



22.イエズス会記念広場 23.聖ポール天主堂跡
もう疲れてて,広場はチラ見です。
そして,ついにハイライトの聖ポール天主堂跡!
元は1600年代前半に建てられた聖母マリア教会なのですが,ファサード部分のみ火災で残ったものです。
聖母マリア教会は極東初の西洋式大学である聖ポール大学の一部であったため,名前が「聖ポール天主堂跡」となっています。
東洋と西洋の洋式が融合したファサードは,マカオを象徴するものとなっています。


24.旧城壁 25.ナーチャ廟
聖ポール天主堂跡の裏手にあります。
これも立派な遺跡ですが,地味だし小さいし「え,これ?!」って感じです。
たくさん遺跡を見過ぎて感覚がマヒし,見学も感想も雑になってきました。
ここらが潮時でしょうか。


ナーチャ廟を見たところで,決断しました。
「マカオ世界遺産巡りは終わり!」
誰も反対しません。
だって,疲れてるし,正直なところちょっと遺跡に飽きてきてましたので・・・^^;
お土産にお茶はいかが?「華聯」
もう12時を回っていますので,お昼ごはんをゆっくり食べて,残りはお土産ショッピングしながらホテルに向けて進もうということになりました。
ナーチャ廟を背にした小道を今度は下って,ずんずん下ってお土産屋さんが集まった通りを進み,その間のお土産屋さんの試食攻め,そして自分で勝手に試食で結構お腹が膨れちゃいました(^-^;
トイレを借りるためマクドナルドに寄り,ドリンク休憩したら,3人ともちょっと元気に。
最後の力を振り絞って15分程歩いて,十月初五街にある老舗のお茶屋さん「華聯」に到着!
マカオでは英語が通じないことが多かったので,どうやって交渉しようかと思っていましたが,店頭にお目当ての6缶セットが置いてあったうえに,店主のおじさんが,英語ペラペラで助かりました!


昼食@The Himalayan House
お目当てのお茶を買った後,さぁ昼食をと思うと,観光地からちょっと離れていた為,めぼしい食事処が見当たらなくなってしまいました。
ホテルに戻って食事でもいいなぁと,タクシーを探すために大通りにでようと,てくてく歩く。
大通りには出たけど・・・タクシー見つからない~!!!疲れたー!
と,一つのレストランを発見!
正直,マカオでインド料理?と思ったし,お店の中が見えないので躊躇しましたが,すでに時間は14時で,疲労もピークでお腹も空いています。
母も疲れていたようで,「もうここで食べようよ」ということで,店内に突入!
あー!!やっぱりお客が私たちだけだ~^^;
なんか他にお客さんがいないと,緊張するんですよね・・・。
料理の写真はないけれど,入ってメニューを見ると,インドやネパール料理メインのエスニック料理のレストランでした。
シェフはインドかネパールの出身ぽい外見で,本場の料理がいただけるのかな?
普段はエスニック料理を食べないので,本場なのかどうかは分かりませんでしたが,どれも全部美味しくってボリューム満点!
母は喘息のため刺激物を避けていますので,店員さんに辛くないものを教えてもらいましたがとても親切でした。
帰国して調べてみたところ,結構評判が良いところだったみたいですが,日本の人は行く人が少ないようで,ブログなどで口コミを見つけることができませんでした。
立地もちょっとメインの観光地から外れてますし,穴場かも。
食事をしっかりとって元気になった私たちは,15時半頃にお店を出てタクシーでホテルに移動し,予定どおり16時にはシャトルバスに乗ることができました。
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結論
マカオ世界遺産は一日あれば全部訪問可能でした!(未達)
ただし,普段歩きなれていない人や足腰の弱い人,お子様連れの場合は,ハイライト部分だけ見て回るので十分だと思います。
東洋と西洋が融合した街をウロウロするだけで十分楽しめましたし,世界遺産スポットでなくても,カラフルで可愛い通りや,タイル装飾がたくさんありました。
私たちは残り10でしたが,十分街巡りを楽しんだため,後悔はありませんし,観ていない遺跡を見る為にまた旅行しよう!とは思わないほど満足しています。(むしろエッグタルトを一度も食べることが出来なかったことの方が後悔・・・!!)
70歳前後の両親ですが,まだまだ歩きまわる体力はあるようなので,今のうちに,親孝行できるだけしておきたいと思います。
GWの3世代旅行,両親は初めて孫と行く海外旅行を楽しみにしてくれています。
しっかり食い倒れて,また,台湾の自然を満喫する旅にしようと思い,「基隆」「九份」「野柳」「花蓮」「太魯閣」「台北」と台湾の東側を回る予定です。
少しずつ旅行記を書こうと思いますので,良かったら読みに来てくださいね。