こんにちは,ひなたパパです。
今年に入ってからというものの,世界の景気不安は後退し,NYダウや日経平均といった指数は上昇しており,市場は楽観的な見方に変わりつつあります。
昨年度,投資の怖さを実感した人でも「あのとき買っておけば良かった」と後悔している人も多いことでしょう。
現在の上昇相場を牽引しているのは,言うまでもなくNYダウであり,日経平均ではありません。
下図のとおり,NYダウの戻りは早いものの日経平均の上昇は鈍く,24,000円台に復帰するまでには時間が掛かりそうです。
このような指数に連動したインデックスファンドで人気があるのが,「ニッセイ-ニッセイ日経225インデックスファンド」で,常にNISA買い付けランキング上位に位置します。
それよりも人気があるのが,「レオス-ひふみプラス」で,堂々の1位です。
引用:SBI証券
ひふみ投信が人気があるのには理由があり,まだ運用規模が小さい頃に,驚異的な運用成績を残しているのです。
ところが,昨年秋頃から運用成績は悪化し,日経平均の指数を大幅に下回るという状況になりました。
ここ最近,銘柄を組み入れ替えるなどし,復活の兆しを見せつつあるひふみ投信です。
しかし最弱といわれる日経平均の指数に追い付いてからは,どんぐりの背比べ状態になっており,なかなか差をつけることができません。
- 青線:ひふみ投信
- 赤線:日経平均
ここで興味深いのは,つみたてNISAランキングを見ると,上位はほとんどが米国株式という事実です。
引用:SBI証券
個人投資家の多くは,長期的には「日本株は危ない」ということを理解しているものと考えられます。
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「日本株が危ない」と考えているのは,日本の個人投資家だけではありません。
世界3大投資家の1人として有名なジム・ロジャーズも,日本の将来について警告を発信しています。
同氏は,日本の食文化や観光資源,衛生面や治安の良さなど日本を評価していますが, 50年後や100年後を見据えると,世界の経済圏に全く影響を与えない国になる可能性があると指摘しています。
理由は簡単で,日本は莫大な借金を抱えており,さらに世界でも類を見ない程,少子高齢化が加速する予想が出ているからです。
借金を返すあてもなく,労働力もなくなる日本の未来は暗く,同氏以外の著名な投資家も口を揃えて「日本への投資は危ない」といいます。
人口が減少し続ける国が打てる対策としては,多くの優秀な移民を受け入れるといった手が考えられます。
しかし,「日本政府や国民はそれを望んでおらず,国は衰退する道を確実に歩んでいる」というのが,同氏の主張でもあります。
ジム・ロジャーズ氏の予言は,世界の投資家から評価を得ています。
例えば,リーマン・ショックやトランプ大統領誕生に至るまで,多くの予言を的中させているのです。
同氏が主張している通り,人口減少,超高齢化が国力低下に大きな打撃を与えるのは,歴史が証明しており,ほぼ確実に衰退を引き起こすといえるでしょう。
そうなれば,日本株は大暴落し,円資産は価値がなくなり,超円安の時代へ突入というのがメインシナリオと考えるのも不自然ではありません。
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過去の運用成績が素晴らしいため,ひふみ投信は未だに人気がありますが,すでに日経平均の指数とどんぐりの背比べしかできない投資信託へ成り下がっていることを忘れてはいけません。
そもそも,日本株への長期投資は得策ではなく,運用成績が悪化し続けるひふみ投信を買い続けるといったことは,今一度再考するべきと思います。
私なら,数年以内にすべて売却し,米国株へ再投資する道を選ぶでしょう。
※投資は,あくまでも自己責任で。
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