こんにちは,ひなたパパです。
金融リテラシーの低い若者が,便利なリボ払いに安易に飛びついた結果,借金地獄で大変なことになっているのをご存知でしょうか。
それだけではなく,リボ払いの怖さを知らずに,結婚後も安易にリボ払いを活用し,気づいた時には家計は火の車です!
リボ払い地獄に陥り,その怖さに気付いたときは時すでに遅く,人生借金返済に追われる日々を数十年も続ける人もいるとか。
なぜ,そのような危ないリボ払いを活用してしまうのでしょうか?
理由は簡単で,リボ払いが超便利だからです。
例えば,クレジットカードで30万円分の買い物をしたとします。
一括払いならば金利手数料は掛かりませんが,翌月一括30万円を支払う必要があります。
翌月に一括払いできない状態の人は,分割払いかリボ払いのどちらかを選択します。
つまり,余裕資金がないため借金をするしかないのです。(カード払い=借金と思っていないことも・・・)
そのときの選択肢としてリボ払いにする人は,実は分割払いをする余力がないのです。
30万円を分割12回払いすると,以下の通りとなります。
<条件>
- 借入金:30万円
- 手数料率(実質年率):15%(一般的な手数料)
その支払い額は,下記の通りとなります。
<支払額>
- 支払い手数料:24,380円
- 支払合計金額:324,380円(内手数料 24,380円)
- 一ヶ月当たりの支払い額:27,077円(初回のみ26,533円)
クレジットカードを利用する場合は,金利手数料が無料である一括払いが原則ですが,借金せざるをえない人は分割払いに頼る必要があります。(分割回数限定で無料の場合も)
分割払いでも上記の通り,高額な手数料が発生します。
それでも回数を区切って,いつまで支払いが発生するか把握し返済をするため,まだ救いようがあります。
ところが,リボ払いの人は,「一ヶ月2万7千円も支払えない!」という人で,「一ヶ月5千円くらいなら」と考えるわけです。
リボ払いは,毎月一定額で支払いを済ませられることもあり、毎月の家計管理が楽になるというメリットがあります。
そのような面があるため,特に若い人や,家計管理が苦手な人が気軽に利用するケースが目立っているのです。
毎月一定額の支払で済ませられる反面,高額な金利手数料があなたを待ち受けているにも係わらず。
分割払いやリボ払いの金利手数料は,通常15%程度です。
危ない消費者金融と同じレベルの金利だとイメージして頂ければ分かると思います。
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では,実際にリボ払いのシミュレーションを見て見ましょう。
<条件>
- 借入金:30万円
- 手数料率(実質年率):15%(一般的な手数料)
- 毎月の支払元金:5,000円
その支払い額は,下記の通りとなります。
<支払額>
- 支払い手数料:113,644円
- 支払合計金額:413,644円(内手数料 113,644円)
- 一ヶ月当たりの支払い額:5000円+手数料
金額ベースで支払い方法を決定してしまうと,支払い期間が長くなる傾向があります。
上記の例でいうと,60回払いです。
通常なら,15%もの高金利の場合,できるだけ短い期間で支払う必要があります。
多くても12回払いまででしょう。
ですが,リボ払いはそういった判断を鈍らせてしまうのです。
さらに悪いことに,リボ払いをする人は,「まだこれだけしか毎月の返済がない」と思い,また新たに借金をするのです。
1万円くらいなら・・・
2万円くらいなら・・・
このように,借金の総額がまったく分からない状況で,毎月の返済額だけ見て,山のような借金を作ってしまうのです。
気付けば,数百万もの借金を金利15%で数年も借りることになっていたということは,普通にありえることなのです。
こういった人は金利手数料を払うだけで精一杯になり,元本の借金は減らず,ずっと借金と向き合うことになるでしょう。
リボ払いという恐ろしいものに安易に飛びつく人との結婚は考えた方が良いです。
リボ払い地獄で,まともな生活ができない将来しか待っていません。
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