こんにちは,ひなたパパです。
2017年までの株価は順調に上昇したため,投資をするには非常に良い環境でした。
政府は『貯蓄から投資へ』をスローガンに,「iDeCo」「NISA」といった制度を導入し,2018年からは「つみたてNISA」を開始し,投資を後押ししました。
ところが,2018年に入ると,1月下旬に日経平均は24,000円を超えるも相場は急変し,2月中旬には21,000円付近まで急落しました。
その後,10月上旬には再度24000円を超えの高値を更新しましたが,12月25日には19000円を一時割れるレベルまで暴落しました。
2018年の新年予想では,「2018年度末には日経平均3万円」といった予想もみられ,多くの個人投資家はリスクを積極的に取りに行きました。
2018年の相場は,多くのプロ予想が外れて乱高下し,個人投資家は日々の乱高下に一喜一憂し,12月の暴落で資産を大きく減らした人も多かったことでしょう。
ここ1年半くらいの間に投資を始めた人は,コツコツつみたて投資をしていたとしても,10%程度の含み損を抱えていると思われます。
当ブログにも,つみたて投資をしているにもかかわらず,「元本割れして毎日が憂鬱です」「休日も株のことばかり考えています」「株なんて素人が手を出してはいけなかった」「株はギャンブルだ。貯金や保険が良かった」等と,様々なコメントを頂いています。
汗水流して一生懸命に稼ぎ,節約しながら大切に貯めたお金が,投資によって減ってしまうのは,非常に辛いと思われます。
コメントの中でも印象的だったのは,「投資をはじめるタイミングが悪かった」と嘆いている方が多くいらっしゃることです。
ですが,2019年以降も株式市場に対する見方は色々あり,今後,上昇に転じるのか下落し続けるのかということは,誰も分かりません。
専門家が色々な見方を発信しますが,百発百中で予想を的中させることは不可能なのです。
当然,私も自分なりの見通しを立てていますが,その予想もあてになるものではありません。
そして,株式投資は全て自己責任なので,仮に損失を被ったとしても,お金は戻ってきません。
スポンサーリンク
では,投資をはじめるタイミングとしては,どうだったのでしょうか。
私個人的には,株式投資を昨年から始めたとしても,それが失敗だとは思いません。
私は,インデックスファンドの積み立て投資であれば,いつ始めても問題ないと考えています。
特に,つみたてNISAのような優れた税制優遇制度を,目先のリターンを気にして活用しないというのは,非常にもったいないと感じます。
20年もの非課税期間というのは,政府も思い切った制度を作ったものだと感心します。
私は以前,暴落で悩む人が多いため,以下の記事を書きました。
👇こんな相談にのってみました👇
この方は,マイナス額が200万円を超えたのだそうです。
どの投資信託をみてもマイナス運用で,つみたて投資もリスクが高いと指摘されています。
私は,株式のようなリスク商品であれば,インデックスファンドの積み立て投資が一番安全な投資方法であり,勝率が高いと考えています。
問題なのは,以下の点です。
- 自分のリスク許容度以上の額を投資に回した
- 投資先に不安がある
どんな投資信託にもマイナス運用の時期が必ずあります。
つみたて投資であったとしても,自分が許容できる以上の金額を投入している人は,マイナス運用で損失が出た際,目先の損失が気になり,日々ストレスにさらされ辛い思いをします。(将来値上がりすると信じていたとしてもです)
また,投資先に自信がなければ不安になるだけで,積み立てし続けても損失が拡大するだけかもしれないと,疑心暗鬼になります。
私はつみたて投資をする際の唯一の失敗は,投資先の選択を間違うことだと考えています。
選択を間違えば,いくら長期保有・分散投資であったとしても,リターンを得られるどころか,損失をかかえる可能性が高いと考えています。
ですから,つみたて投資をやめることはあまりおススメしていませんが,より良い投資先にスイッチすることは考えた方が良いと思います。
少し話が逸れましたが,本題の「投資をはじめるタイミング」について,私の意見の述べたいと思います。
繰り返しになりますが,投資は自己責任なので,あくまでも一個人と意見としてお聞きください。
先にも述べたように,株式市場の将来を当てることは,世界中探しても誰一人いません。
短期のトレードであれば,トレンド予測などが可能ですが,長期資産運用という意味では誰一人できません。
仮に当てた人がいたとしても,単なる偶然といってよいでしょう。
最近,米国投資が流行っていますが,その中でも有名なS&P500の過去のリターンは年率6%を超えます。
仮に,毎月1万円で20年間積み立てると,どのくらいの額になるでしょうか。
控えめの年率4%でも,20年後には約1.5倍になります。
期待を込めて6%であれば,約2倍になります。
そして,積み立てを30年に延ばすと,その額は全く異なります。
控えめの年率4%でも,30年後には約2倍になります。
大きな期待を込めて6%で運用できたとすれば,約3倍になります。
つまり,早く積み立て投資をはじめると,それだけ多くのリターンを得ることができるのです。
株式市場の将来の予想は不可能ですが,若い内から積み立て投資をはじめた方が有利であることは間違いありません。
株価は上昇や下落を繰り返すので,今が下降でマイナス運用であっても,いずれ上昇し,お金は増えて返ってくるのです。
仮に,底値でタイミングよく市場に参加できたとしても,いずれ株価が下落するサイクルがやってきて,せっかくの利益も大きく目減りします。
このように,資産は上下を繰り返し,20年後,30年後に実が付くのです。
あなたが長期投資家であり,インデックスの積み立て投資をされるのであれば,積み立てするタイミングは意識する必要はありません。
気をつけるべき点は,「リスク許容度を越えた積立額にしないこと」「継続的につみたてること」「投資先を間違えないこと」だけです。
積み立て開始するベストタイミングは誰にも分からないので,早くから積み立て投資を開始することが正解といえるのではないでしょうか。
👇SBI証券の口座開設はこちら👇
👇読んで頂きたい記事です👇