こんにちは,ひなたパパです。
今日は,将来必要となる老後資金について漠然と不安を感じている方に,「月2万円の積立て投資で老後不安を解消できる」ことを,お伝えしたいと思います。
よく雑誌やメディアでは「老後資金はいくら必要か?」といったテーマが扱われますが,そんなことよりも具体的に不安を解消する方法を教えてあげるべきなのです。
- 老後が心配?貯金ではお金は増えないのが現実
- 毎月2万円定期貯金したら65歳までに何円貯まる?
- 投資は怖い!日本人は保守的
- 毎月2万円,複利6%なら5,511万円になる!
- 長期運用なら元本割れリスクは限りなく小さい!
- 投資するべき国は?
- 様々な制度で投資が身近に!
老後が心配?貯金ではお金は増えないのが現実
私は,日本の年金制度が破綻する可能性は低いと考えています。
ですが,今の20代の若者が老後を迎える頃には,「受給開始75歳」や「受給額4割カット」といったことは想定しておかなければなりません。
老後不安を感じている人は各世代にいると思いますが,深刻なのは今の若者です。
老後に不安を感じている人が多いのか,最近では財布の紐が固く,将来のために貯金する必要があると考えている若者が多くいます。
ですが,今のご時勢では,貯金しても年率はたったの0.01%で,預けたお金は全く増えてくれないのです。
毎月2万円定期貯金したら65歳までに何円貯まる?
現在,大手金融機関の定期貯金の利回りは,0.01%程度です。
仮に,20歳から65歳まで毎月2万円貯金したとすると元本は1,080万円です。
それがこのままの利回りですすめば,45年も預けたのに1,082万円にしかなりません。
45年間で利子は「たったの2万円」という,まったくお金が増えないのが今の定期貯金です。
過去を振り返ると,定期貯金でも年率6%といった夢のような時代もありましたが,昔を羨んでも意味がありません。
現実を直視し,どうすればお金を増やせるのかといったことを学び,実行する必要があるのです。
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投資は怖い!日本人は保守的
結論からいえば,「老後が心配なら定期貯金の一部を投資へ回しなさい」ということです。
日本人は他国と比べ,株式や投資信託といったものへの投資は積極的ではありません。
下図は,日本銀行調査統計局(2018年8月14日公開)が公表した資料です。
グラフを見ると,日本は現金や預金が5割を超えており,投資に対して積極的でないことが分かります。
<投資信託・株式の比率>
- 日本:14.9%
- 米国:48.0%
- ユーロエリア:28.8%
平成15年金融庁は,「貯蓄から投資へ」のスローガンを掲げ,投資による資産形成策を積極的に推し進めてきました。
しかし,株式や投資信託は元本が保証されず怖いというイメージが払拭されず,未だに資産形成の15%前後にしかならないのが現状です。
私の周りでよく聞かれる声が「元本が保障されていないのに,たったの6%のリターンしか期待できないの?それなら,貯金でいいよ」といったことです。
このような意見は,1年や2年といった短期間での資産形成における発言で,20年後,30年後にどのくらいの金額になるのかといったことを考えていないためです。
複利効果で将来いくらになるかといったことを調べることさえしません。
毎月2万円,複利6%なら5,511万円になる!
では,実際に年率6%で,毎月2万円積み立てたら,45年後どうなるか見て見ましょう。
年率6%でお金が増え続けると,45年後には5,511万円にもなります。
複利効果の凄さを実感できますね。
下図の通り,元本は1,080万円ですから,約4,431万円も増えるのです。
定期貯金ではなく,優良な投資信託に積み立てるだけで,老後不安は解消されるのです。
長期運用なら元本割れリスクは限りなく小さい!
もちろん,株式や投資信託といったものは価値が増減し,タイミングによって元本割れします。
大抵の人が,短期的にリターンをもとめてしまうため,ちょっとした株価調整局面で「評価額がマイナスになった・・・」「投資は怖い・・・」と,すぐに辞めてしまいます。
1年や2年といった短い期間で考えるのであれば,投資はすべきではありません。
5年でも短いくらいです。
実際に5年間保有したら,どのようなリターンになるか金融庁は公表しています。
このグラフは,「資産・地域を分散して積み立て投資を行った場合」の運用実績を保有期間で表したものです。
グラフを見てもらえれば分かるように,5年の保有でも元本割れしている人は2割近くいます。
投資をするにあたっては,5年でも短いのです。
次に,20年保有した場合を見て見ましょう。
20年もの期間保有すると,元本割れした人はおらず,過半数が年率4%~6%のリターンを得ています。
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投資するべき国は?
投資というのは,20年後,30年後を見据えたものが良いです。
では,日本の20年後,30年後はどうかというと,少子高齢化,人口減少で先行き暗い見通しです。
残念ながら,日本の株を20年,30年保有しても年率4%から6%といったものは期待できません。
一方,米国の代表的な指数であるS&P500(米国優良企業500社の銘柄で構成された指数)は,リーマンショックなど,何度も暴落した時期があったにも係わらず,過去30年の実績では年率6%を超えています。
今後も経済成長,人口増加が望め,イノベーションを起こし続ける米国への投資が最良だと考えます。
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様々な制度で投資が身近に!
最近では,インターネットに繋がる端末さえあれば,簡単に株式や投資信託を買うことができます。
積み立て自動設定といったこともでき,昔とは違い,投資は非常に身近になっています。
近年,「NISA」「つみたてNISA」「iDeCo」といった非課税優遇制度もあり,このような制度を活用しないのは,非常にもったいないです。
老後不安を解消したいのであれば,できるだけ早く積み立て投資をはじめるべきなのです。
※投資は自己責任でお願いします。
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