こんにちは,ひなたパパです。
2018年の株式市場は調整相場となり,日経平均もダウ平均も軟調でした。
そのような中,2019年景気減速を示す指標が相次ぎ,向こう数年は景気後退局面になるといった予想が多く出ています。
例えば,現在進んでいる「イールドカーブ平坦化」は,景気後退を示すものとして市場関係者は注視してみています。
👇イールドカーブとは👇
貿易戦争激化など懸念し,2018年10月下旬あたりから株式市場は暴落するといった有識者もいました。
私も貿易戦争については,米国が覇権国として君臨するため,また,無秩序にやりたい放題であった中国を是正させるためにも,トランプ大統領が断固たる態度で挑むだろうと考えています。
👇10月下旬から株式市場暴落?👇
私は,株式市場の将来予想は当てにならないと考えており,有識者の意見も参考程度にしか読んでいません。
ただ,イールドカーブの平坦化などの過去の経験則から現実に発生しているといったものは参考にしています。
冒頭でも書きましたが,現在,イールドカーブの平坦化が進んでいます。
逆イールドカーブとなった後,2~3年後あたりで株価が下落するといったことは高い確率で発生しています。
ですから,2019年も軟調な相場となり,2020年あたりから本格的に調整するのかな?くらいに考えています。
とはいえ,相場はいつ急変するかは分からないので,どのような情報も当てになりません。
すべて自己責任で行動する必要があるのです。
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さて,資本主義社会が成熟する中,現在でも日本では「株式投資はギャンブル」というイメージが大半を占めています。(勝った負けたという言葉を使いますし・・・)
そのため,株で儲けた金は汚いといった印象を持つ人も少なからずいます。
株式投資の中でも,信用取引や個別銘柄集中投資といったものは,確かにギャンブルに近いと見られてもやむを得ないといった印象を私は受けています。
株式投資の王道は,長期保有,分散投資,時間分散なのですから,短期の利益を狙った売買は,投資をしたことがない人から見ると,もはやギャンブルにしか見えないのでしょう。
こういったイメージを払拭できそうな制度が,つみたてNISAやiDeCoです。
現在,これらのこつこつ積み立てて資産形成する制度が功を奏したのか,ごく一般のサラリーマンにも株などの投資が浸透しつつあります。
年金制度が不安な中,自己責任で資産を増やして行く必要に迫られ,投資は怖いと思いつつも,老後不安を解消するために,虎の子の貯金をこの新しい制度を利用して投資信託に託しているのです。
ですが,虎の子貯金をコツコツ投資に割り当てたものの,2018年の株式市場は軟調で大半の人がマイナス運用となりました。
👇優れた投資信託も軒並みマイナス運用👇
日本では「投資で儲けたお金は汚いもの!」との考えが多いためか,株式市場の暴落を喜んでいる人が多いことに,なんとも複雑な気分となります。
特に,匿名性のある掲示板では,不安を煽る書き込みに溢れています。
いくら長期投資といっても,投資をはじめたばかりに人は,大切なお金減っていくことが精神的に辛く「投資なんてしなければ良かった」と悩む人が多いです。
そして不安を煽る書き込みを見て,損をしたまま手を引いてしまう場合もあります。
ですが,私がそのような心配をしている方にお伝えしたいのは,これは非常に良い機会だということです。
将来値上がりするものをバーゲンセールで売ってくれていると考えてみて下さい。
高く買うより,安く買う方がお得ですよね?
日本の株式市場ではこのような考え方があまり浸透しておらず,評価益がマイナスになると悩む人が大半です。
もし,あなたが長期投資家であり,毎月コツコツ積み立て,10年後,20年後を見据えているのであれば,株式市場の大暴落は喜ぶべきです。
今後来るかもしれない大暴落でも喜べるように,お金は一度につぎ込まず,10年,20年と積み立て続けられる額を,機械的にほったらかしで積み立てするだけで良いのです。
投資信託は,分散されたインデックスファンドを必ず選ぶようにしましょう。
つみたてNISA選定銘柄(優良な投資信託と認められたもの)ですと,さらに良いと思います。(特定口座など,つみたてNISA以外の制度でも購入可能です)
株式市場の暴落を喜べる投資スタイルを身につけることが,長期資産運用を継続できる重要なポイントとなると私は考えています。
👇つみたてNISAをはじめよう👇