こんにちは,ひなたパパです。
つみたてNISA元年の2018年,世界の株式市場は乱高下に見舞われました。
個人投資家はリスク分散を念頭に,毎日積立て,毎週積立て,毎月積立てなど工夫をしたと思われます。
それでも成績は,今のところマイナス運用になっている人が多いようです。
私も毎日積立てに設定し,コツコツと資産運用していましたが,御多分に洩れずマイナス運用です。
ですが,私はこの状態に全く不安を感じていません。
2019年からは,米国株をはじめとして世界の株式市場が本格的な調整に入るとの予測が,多くの有識者から発信されています。
この予測が現実のものとなれば,長期積立投資の大好きな私は嬉しい限りです。
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マイナス運用は悪くない!
株式市場というのは,上がったり下がったりするのが当たり前で,元本割れも当然発生します。
投資経験が浅い人は,せっかく稼いで貯めたお金が,運用によって減ることに対して不安を感じます。
そして「やっぱり投資なんてするのではなかった!」と考え後悔してしまいます。
でも,「長期積み立て投資が前提」であれば,むしろ一時的なマイナス運用の局面はあった方が好ましいのです。
なぜなら「将来価値が出るものを,安く買い続けることができている」からです。
20年,30年先を見据える
日本株式市場を見ると,2013年から2018年1月中旬までの約5年間,右肩上がりで上昇してきました。
2017年10月24日には,日経平均は16連騰という過去最高記録を打ち出し,市場関係者は大盛り上がりでした。
ですが,このような,誰でも勝てる相場は終焉し,自分の投資スタイルを確立し,それを実直に行動できる人だけが,今後はお金持ちになれるのです。
そして,その成功する投資スタイルの王道は昔から変わらず,「時間を分散して買う」「商品を分散して買う」「長期保有する」ということなのです。
この投資スタイルでいう長期とは,5年というレベルの期間ではありません。
10年でも短い期間といえるでしょう。
少なくとも20年を見据え,30年,40年と続けることで資産は大幅に増えるのです。
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世界経済は成長し続ける
資本主義経済での経済活動では,景気の拡張期と後退期が数年を周期として交互に繰り返されます。
しかしながら,世界の人口が増え続ける限り,世界の経済は成長し続けるのです。
つまり20年,30年後の株式市場は,今よりも値上がりしていると考えるのが自然で,今現在マイナス運用であっても,将来の価値からすると,割安で買え続けているということを意味するのです。
その割安で買える期間が長ければ,長いほど,お得な買い物がし続けられるということなのですから,これほど喜ばしいことはありません。
ですから私は,今がマイナス運用であっても,今後,株式市場が軟調となっても「安く購入できる期間が長い!」と考えているのです。
世界経済は,2030年までみても毎年3%弱の成長を続けるというのが専門化の見方です。
この成長見通しがある限り,直近何年マイナスでも全く問題ないのです。
成長が見込めない国への投資は控える
マイナス運用で喜んでよいのは,成長し続ける見込みのある国へ投資している場合だけです。
将来,人口減少や少子高齢化が見込まれる国においては,20年資産運用してもマイナスになる可能性はあります。
日本のように,成長があと数年でピークアウトするような予測のある国へ積立て投資するのはおススメできません。
人口が増え続け,成長する見込みのある国へ投資するのが王道です。
しかも,それが米国のような先進国であれば,より安全な資産運用となります。
「ひふみ投信」といった大人気の投資信託も,私は,つみたてNISAのような長期資産運用を前提とした制度で積み立てする気にはなれません。
長期資産運用をするのであれば,20年後を見据えた視点が重要となります。
まとめ
長期資産運用の積み立て投資であれば,
- 直近の値動きは気にしない
- 株価調整局面でも安く買える機会が増えると喜ぶべき
- 20年後を見据えた成長し続ける国へ投資する
ということです。
一喜一憂せず,成長し続ける国へ,コツコツ積み立てるだけで良いのです。
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