こんにちは,ひなたパパです。
私は,毎日1,619円(年間40万)の積み立てを行っています。
積み立て方法は,「つみたてNISA」を活用し,自動で毎日コツコツ投資信託を買うというものです。
年間40万円まで積み立てができ,投資運用で得られた利益は非課税になるという素晴らしい制度です。(通常は利益に対し20%課税されます)
そして,非課税対象期間はなんと20年という長期間に渡っての優遇制度です。(途中でも売却できます)
私は,銀行の貯金(普通・定期),そしてつもり貯金や500玉貯金のようなチリツモ貯金ばかりしている人は,非常にもったいないと思います。
500円玉を貯金箱に入れても,その500円玉は500円玉のままです。
定期貯金も同じく,今のご時勢ではほとんど増えてくれません。
ですが「つみたてNISA」は違います。
自ら成長してくれる魔法の貯金箱といっても良いかもしれません。
「投資は元本割れするから怖い!」「商品選びが難しい!」と思っている人も,これからのお話にちょっとお付き合いして頂ければ,つみたてNISAの素晴らしさを理解できるはずです。
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- 500円玉貯金を20年間続けると?
- つみたてNISAで月1万5000円を積み立てると?
- 20年間積立てると元本割れリスクは極めて低い
- 今年の運用実績はどうだった?
- つみたてNISAは金融庁のお墨付き
- 証券会社は積立設定できるのがおすすめ!
500円玉貯金を20年間続けると?
500円玉貯金を1年間365日続けると,1年間で18万2,500円貯まります。
月に換算すると,1万5,000円です。
これを20年間積立てると,365万円貯まります。
毎日500円と小さな額ですが,20年間も毎日貯めると意外と大きな額になります。
ですが,この500円玉貯金を「つみたてNISA口座」に変更するだけで,将来の受取額は大きく変わるのです。
つみたてNISAで月1万5000円を積み立てると?
500円玉貯金でも大きな額になりましたが,同額をつみたてNISAで運用した場合はどうでしょうか。
投資信託ですから,選ぶ商品によって将来の受取額は変わってきます。
私の場合,つみたてNISAは「楽天・全米株式インデックスファンド」で資産運用しています。
この商品については,こちらの記事を参照してください。
この商品は,簡単に言うと,全米の株式市場にまるごと投資するものです。(米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバーしています)
この商品以外でも,優良なインデックスファンドは,期待利回り年利4%~6%と言われます。
実際に,年利0%,4%,6%で毎月1万5000円を20年間積立てたらどうなるのか見てみましょう。
- 年利0%:365万円(500円玉貯金だとこうなります)
- 年利4%:550万円(185万円増)
- 年利6%:693万円(328万円増)
上記の通り,500円玉貯金を「つみたてNISA」にするだけで資産倍増のシミュレーション結果となりました。
このように,つみたてNISAを活用することで,老後資金など,色々なことに備えることができるようになるのです。
20年間積立てると元本割れリスクは極めて低い
資産運用するうえで,怖いのは頑張って稼いで得たお金を減らしてしまうこと,いわゆる元本割れリスクです。
投資をしたことのない人は,「投資=ギャンブル」のように感じるかも知れません。
確かに,売買の仕方や銘柄の選び方で,投資も単なるギャンブルになり,株式で大損をする人はたくさんいます。
比較的安全と言われる投資信託については,雑誌などを見ると儲かっている話ばかり書いてあります。
ですが,実際に周りの人やネットでリアルな話を調べると,損してしまったという意見が多いのも事実です。
ですが,損するには理由があります。
一番大きな理由は,「積立て投資を長期間継続していないから」です。
金融庁は「つみたてNISA早わかりガイドブック」を公開しています。
保有期間5年を見てみると,元本割れは約15%となります。
一方,保有期間20年を見てみると,元本割れの人はいなく,運用利回り4%から6%の人が50%にも達します。
興味深いのは,5年間保有ですと運用利回りにかなりのバラつきはありますが,20年間保有ですと,2%から8%にすべて収まっている点です。
長期保有することで安定した運用利回りになることが,金融庁の資料でもお分かり頂けると思います。
この統計資料は,あくまでも過去の実績に基づく情報なので,実際20年後にプラスになっている保障はありません。
ですが,商品選びさえ間違えなければ,高い確率で年利4%から6%を期待できるのです。
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今年の運用実績はどうだった?
私はつみたてNISA開始時から,毎日こつこつ積み立てを行っています。
今年は,テレビや雑誌をにぎわせたように,世界的に株式市場の乱高下があり波乱相場でした。
「今年は大損した!」と嘆いている人も,多くいます。
ですが,年初に40万円入金(つみたてNISA限度額)しておき,毎日積立て投資の設定をしただけ(1年間分散投資)で,後はほったらかしの私の運用成績は,下図の通りです。
(2018年11月12日現在)
世間では,あれだけ騒がれている株式市場ですが,プラスの成績です!
毎日積立てることの素晴らしさを理解して頂けるのではないでしょうか?
プロでも買うタイミングが難しい現在の相場ですが,毎日積立てるだけで良いのです。
まさに究極の時間分散による投資といえます。
つみたてNISAは金融庁のお墨付き
2018年7月4日,「投資信託を保有する個人投資家の半数近くが損失を抱えている」と,日経新聞に衝撃の実態が公開されました。
これは,金融庁が「投資信託を販売する銀行」に実施した調査で明らかになったものです。
詳しくは,こちらの記事を参照してください。
最近,銀行は悪質な投資信託を扱っているという話題に欠きません。
初心者は,メリット・デメリットが判断できず,銀行の都合のよい商品を購入してしまいます。
長期保有しても元本割れするリスクがある商品を,高額な手数料を取って販売するのですが,金融素人はお手上げです。(個人的には,将来「増える約束」がある商品であれば,高い手数料を払ってでも購入するのは好きです。)
「普通貯金」や「タンス貯金」がお好きな方は「それ見たことか!」と鼻息を荒くしていらっしゃるかもしれませんが,すこしお待ちください。
つみたてNISAで購入できる投資商品は,金融庁が優良と認めた商品に限定されているのです。
2018年11月12日現在では,159本のみ対象となっています。
- インデックス投資信託:142本
- アクティブ運用投資信託等:17本
優良な投資信託ばかり扱っているとはいえ,元本保証されたものではありません。
ですが,厳しい審査に合格した投資商品であることは間違いありません。
最近では,証券会社が実績に基づくランキングを照会できるようにしているので,銘柄選びはかなり楽になっています。
引用:SBI証券
証券会社は積立設定できるのがおすすめ!
毎日500円ずつ,自分で買い付けるのは手間ですので,つみたて設定できる証券会社がおすすめです。
私はSBI証券を利用していますが,下図のような設定になります。(実際には休日などを加味する必要があるので月1万5000円となるよう金額設定しましょう)
証券会社を選ぶときは,買い付け手数料が「無料」な会社を必ず選んでください。
買い付けるたびに手数料が必要でしたら大変です!
先に述べた通り,毎日積み立てる事が,究極の時間分散の投資方法となります。
ですが,そのたびに買い付け手数料が発生しては意味がありません。
SBI証券のように,買い付け手数料が無料の証券会社を選ぶと良いでしょう。
👇SBI証券の口座開設はこちら👇
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