こんにちは,ひなたパパです。
私の職場では投資をしている人が多いのですが,もう慣れたのか日経平均が一時1000円マイナスになっても,和気藹々とした休憩時間でした。
ほとんどの人が,インデックスファンドを毎月少額で長期に積立てる戦略なので,むしろ下落は喜ばしいという所でしょうか。
会社員であれば,細かな値動きをチェックしている暇はないですし,万が一にも市場が気になって仕事に支障が出るといけないので,「ほったらかし投資」が最強なのだと思います。
以前,下記のような記事を書きました。
👇10月から大恐慌がやってくる?👇
ビジネス雑誌のプレジデントに「2ヶ月後に世界大恐慌がやってくる」といった内容のコーナー記事があり,それを紹介したものです。
私の記事タイトルは「10月下旬から株式市場大荒れか?」としてますが,これは完全に私のミスです。
掲載号が楽天マガジンで配信されたのは8月10日なので,今まさに2ヵ月後に当たるのです!
私の記事では,最悪のシナリオであるイランとの衝突があった場合を少し紹介していますが,雑誌記事は「トランプ大統領が鉄鋼とアルミニウムの輸入に追加関税」を仕掛けたことから始まる,世界経済への甚大の影響について書かれたものです。
詳しい内容は著作権上ご紹介できないので,気になる方は,楽天マガジンからチェックしてください。
👇楽天マガジン公式HP👇
有識者の中では,貿易戦争はそれほど影響がないとの声もありましたが,過去を振り返ると,景気は悪くなることが多かったです。
そして,国際通貨基金(IMF)は10月9日に世界経済見通しを改定し,2018年の成長率予測を3.7%と7月時点から0.2ポイント下方修正しました。
また,トランプ政権が仕掛ける貿易戦争がさらに激しくなれば,世界景気は2019年以降に最大0.8ポイント下振れすると警告しています。
もし現実となれば,2008年の金融危機後の景気拡大局面の転換点(リセッション入り)にあたるとされています。
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10月2日,日経平均は24,270円とバブル崩壊後の1991年11月以来,26年10ヵ月ぶりの高値を記録しました。
ネットでは,「年末には日経平均3万円も視野に」といった情報も発信されました。
残り3ヶ月で6000円もの上昇という,とんでもない楽観的意見です。
私はいつも思うのですが,楽観的な意見が多くなったときには大幅な調整相場がくるものです。
予想通り,10月3日から4日間続落し,11日には915円の下落です。
6営業日で約1700円の大幅な調整です。
私はプレジデントにあるような大恐慌が来るとは思っていませんし,リーマンショックの再来もないと思っています。
とはいえ,貿易戦争が激化する中,中国は人民元安が継続しており,一部報道では中国が為替操作国に認定される可能性もささやかれています。
当然,リスクオフの円買いで円高になり,輸出企業の収益圧迫懸念から日経平均は下押しされます。
トランプ政権が仕掛けた貿易戦争の中で各国が自国を守る政策に走ると,リセッション入りは現実的なものとなるのかも知れません。
有識者でも色々意見が分かれる,現在の経済見通しです。
私は,このようなときに底値を探って,資金を一度に投入するのはお勧めしません。
じっくり時間をかけ,コツコツ投資するスタイルをとることで,仮に長い調整相場に入っても,損益を気にすることなく投資を続けることができると考えています。