こんにちは,ひなたパパです。
ビジネス雑誌の好きな私は,「プレジデント」を毎月欠かさず読んでいます。
その中でも好きなコーナーは,飯島勲(いいじまいさお)氏の「リーダーの掟」というコーナーです。
今月号は,「2ヵ月後に世界大恐慌がやってくる」というショッキングなタイトルで,その内容は,トランプ大統領の実行している政策がいずれ大きな問題となるといったものです。
詳しく内容を知りたい方は雑誌を読んで頂ければと思います。
これまで株式市場では,貿易戦争を原因として株価が下落する,といったことが多くありました。
しかし,有識者によって見方は異なるものの「今回の貿易戦争は,世界経済に大きな影響を与えず落ち着くのでは?」といった意見も多くなっていて,特に最近は,楽観的な印象を受けます。
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トランプ大統領の政策によって緊張が高まっている相手国のひとつにイランがあります。
イランは核開発を疑われている国です。
2015年に同国の核疑惑解決のため,イラン,アメリカ,イギリス,フランス,ドイツ,ロシア,中国の7カ国で多国間合意が締結され,その後はイランの経済復興が優先されていました。
ですが,今年5月にトランプ大統領は一方的に合意から離脱し,さらに経済制裁措置を再発動したため,イランは再び危機的な状況に陥りました。
そしてイラン・リアルが急落,輸入品の物価は急上昇し,市民の生活に深刻な影響を与えている状況です。
このようなトランプ政権の強引な政策が,各国で火種をつくり,いつ,どこで大きな問題に発展するのか分からない状況なのです。
実際に「2ヵ月後に世界大恐慌」が来るのかどうか,私には分かりませんが,経済の問題は戦争に発展しかねないということを忘れてはなりません。
リスク資産に投資するというのは,個人の責任の問題であるため,株価が暴落して損失を被ったとしても,やむを得ないでしょう。
ただ,戦争にまで発展となると,全く話は違うと思います。
トランプ大統領は将来のためになることをしているのか,それとも世界恐慌,戦争といったことを引き起こすのか,私たちは彼と世界の動きを注視する必要があります。