こんにちは,ひなたパパです。
あまりにも有名な林修先生の名言に「いつやるか?今でしょ!」という言葉があります。
私は,林先生の番組で「林先生が驚く初耳学!」が特に好きです。
その番組内で述べられる林先生の考え方は,共感することが多く「凄い人だなぁ」といつも思っています。
でも,私が頑張り屋さんの奥様方に投げかけたい言葉は,「いつやるか?後でしょ!」なのです。
後でできることは後回しにする
私は,いつも会社で「後でできることは,後回しにする!」と部下に指導しています。
(44歳になっても係長止まりの私が偉そうなこと言ってごめんなさい(;´▽`A``アセアセ)
昔,「羽生善治と現代 - だれにも見えない未来をつくる」の本を読んだ際,プロ棋士の多くの方は,「後回しに出来る手はなるべく後回しにする」ということを学んでからです。
「今できることは今やりましょう」という表現の名言は多くあります。
逆に「後でできることは後回しにする」という表現は当時はなく,驚いたものです。
二つの言葉は,全く異なる言葉に聞こえますが,実際どうなのでしょうか。
「今できることは今やりましょう」と「いつやるか?今でしょ!」の意味
「今できることは,今やりましょう」と類似の名言は多いですが,やはり一番有名なのは,林先生の「いつやるか?今でしょ!」です。
これらの言葉の解釈を説明した本は多くありますが,私は,「今やらなければならいことを,今全力でやりましょう!」と理解しています。
書籍によっては,優先順位もなく,今できることは(何でも)全力でやるといった趣旨の内容もあります。
「いつやるか?今でしょ!」と「後でできることは後回しにする!」は同じ意味
「羽生善治と現代 - だれにも見えない未来をつくる」には,「後回しに出来る手はなるべく後回しにする(後でできることは後回しにする)」の意味を説明(解釈)した内容は含まれていません。
本を読んで私なりに理解したのは,「今やるべきことを最優先で取り組み,後でできることは後回しにする」ということです。
林先生の「いつやるか?今でしょ!」が発せられるのは,将来の大きな分岐点を決める受験勉強の場です。
当然のことながら最優先で実施すべきことであり,「今やらなければいつやるの!」です。
「今やるべきことを優先順位付けし,最優先のものを全力でやる」というのが本質的な意味と考えており,二つの言葉は,私の中では同じ意味と捉えています。
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やることが多いと混乱して,優先順位が付けられない
話は戻って,私は会社で「後でできることは後回しにする!」と部下に指導していると述べました。
最近は,「いつやるか?後でしょ!」と言っています。(部下とテンポよく会話できるのです!)
というのも,優先順位が上手くつけられず多くの作業に追われる人の多くは,全てを全力で成し遂げようとし,その結果,どれも中途半端になることが多いからです。
このような人に,「やらなければならない」という類の言葉は,優先順位の整理を混乱させるだけで,悪い方向に向かうことが多いものです。
それよりも,優先順位の低いものを判断してあげて,「いつやるか?後でしょ!」と示してあげる方が,結果的に「優先順位の高いものから全力で作業する」という思考回路に向かいやすいと感じています。
頑張り屋さんの主婦に投げかける夫の一言
現張り屋さんの主婦も,日々,多くの作業に追われ大変です。
どれもこれも全力で頑張っていては,息切れすることだってあります。(その結果,中途半端になっているところを指摘するようなダメ夫にならないようにしましょう)
最近では,旦那様も,家事・子育てに協力的な方が増えているのも事実ですが,大抵の場合,家事・子育ては奥様の踏ん張りが大きいものです。
私の妻は,「パパ,お仕事大変だね!」(ちょこっとしか残業しないのに・・・)と心配してくれますが,仕事の疲れと,家事・子育ての疲れ方は違うものであり,特に子育ては大変だと感じています。
私は,娘とワイワイ,キャッキャ楽しんでいるのだけで能天気なものですが,妻は娘の将来のことを考えて,アレコレと悩みも苦労も多いように見えます。
そこに,仕事や家事が加わると,相当な苦労だと容易に想像付きます。
そのような忙しい主婦には,夫が,作業の優先順位を付けてあげ,ブレーキを掛けてあげる必要があります。
「いつやるか?後でしょ!」と,妻に声をかけてあげるのです。
今年は猛暑で体力の消耗も激しいです。
もしあなたの奥様が,「食器洗いしないと・・・」「お風呂掃除が・・・」なんて言葉を発したら,「暑いからね!後でいいよ!」とちょっと息がつけるように誘導しましょう。
そして,自分の得意分野(私の場合は食器洗い)でフォローしてあげ,作業量を減らしてあげるのです。
食器洗いやお風呂掃除くらい,自分がどんなに仕事が忙しくても,気持ち良く手伝ってあげられる夫になりたいものです。