実録!平凡社員が1億円貯蓄を目指す奮闘記!

平凡な係長でも45歳(2018年)で1憶円達成。新築戸建て(5000万円)購入も完済し,無借金生活。ストレスなく誰でもできる資産運用を実践。焦らずじっくり増やすのが我が家流。過度な節約はせず家族が幸せになれるお金の使い方を追求します。

《管理人厳選》

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私の妻について密かに思っていること。行動力が凄い!家族に対する愚痴をこぼさないのが凄い!!

こんにちは,ひなたパパです。

先日,私の母(73歳)が腕を骨折しました。

犬の散歩をしているとき,ひっぱられて転んだしまったとのこと。

母は県外に住んでおり,普段会いに行くのは年に数回程度です。

そんな母とのコミュニケーションは,主に電話です。

電話は私からすることが多いのですが,このときは,勤務中であるにも係わらず,母から電話がかかってきました。

何かあったのかと思い焦る私に,「骨折してしまったわぁ」と明るく振舞う母。

母は我慢強く,入院するほど体調が悪くても,あまり電話をしてきません。

ですので,状態が気になってどんな感じなのか聞きますが,「腕を骨折しただけなのだけどね・・・」と何だか歯切れの悪い母。

少し気になる感じを受けましたが,実家には父や兄がいますし,勤務中でしたので詳しく聞かず,その場は電話を切って仕事に戻りました。

 

家に帰ってから妻に,「お袋,腕骨折したみたいだよ。電話かかってきた~」と話をしました。

「まぁ,親父も兄さんもいるから問題ないけどね」と付け加えます。

妻は,「お母さんから電話してきたの?」と聞きます。

私は「めずらしいよね」と返事します。

 

すると,妻は私の姉にすぐに電話します。

遠方の都心部に住んでいる姉ですが,実の娘とあって,母とのやり取りは妻よりも頻繁にしていて情報を色々くれます。

妻は,母が遠慮し本音を言わないと思い,まず姉に詳しく話しを聞きたかったのだそうです。

姉との電話で大方の状況を把握して,すぐに母に電話します。

色々と追加で状況を聞き,私に言った一言が「明日,朝一番で実家に帰りましょう!」でした。

 

私が「親父や兄さんがいるから,大丈夫じゃない?」というと,妻は「お義母さんの声が不安そうだったよ。男の人だと色々と行き届いてないのよ,きっと。」といいます。

「大丈夫って言っているけど,実際の様子を見ないと判断できないわ」「手が不自由でしばらく料理できないでしょうから,作り置き料理を持っていくわ」といい,買い物に出かけました。

なかなか帰ってこないなと思っていたら,「服の着替えが難しいはず」と,前開きの下着も購入してきていました。

その日は,夜遅くまで作り置き料理を作っていました。

 

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翌日,朝一で実家に帰省すると,思ったより元気そうな母が迎えてくれて一安心です。

とはいえ,腕はギプスで固定されており動かすこともできませんし,痛み止めで痛みを抑えている状態とのこと。

父や兄が,掃除や料理をしてくれており,何とか過ごしていたようです。

ですが,妻のとった行動を母は喜んでいるようでした。

父が作れない乾物系の炒めものや煮物の作り置きがありがたいと言ってましたし,前開きの下着がやはり重宝すると大喜びでした。

母は最近,夏場で体調を崩しており,それが骨折と重なり,気持ちが少し弱くなっていたようですが,久しぶりに私たち夫婦にも会えたことで元気が出たみたいでした。

1週間後には姉も様子を見に帰ってくるそうですし,3週間で通常の生活に戻れると分かり,妻もほっとします。

妻は,他にも生活に不自由な事はないか確認し,父や兄の苦手なトイレ掃除をし,時間のゆるす限り家事や母の相手をしていました。

 

私は,この出来事を当たり前とは思っていません。

仕事,子育て,家事など日々忙しくしている妻。

私も転勤を控えて,引っ越し準備や仕事に追われる日々で,「骨折くらいなら・・・」「親父も兄もいるし・・・」と思い,身体を休めたい気持ちが優先しました。

私にとって母は大切な人です。

母は,どんなことがあっても私の味方でした。

そんな大切な母なのに,「俺も忙しいし,骨折くらいなら大丈夫だよね」と思ったのです。

なのに,妻は何も迷いなく母を想って行動してくれました。

それは妻にとっては当たり前のようで,実の母と同じように私の母も大切にしてくれているのです。

妻は,私の母をこれまで一度も悪く言った事がありません。

もともと陰口を言わない性格なのですが,結婚して15年,まったく母に対する愚痴を聞いたことがないのです。

これって,なかなか凄いことだと思うのですよね。

そんな母も妻が大好きで,いつも「こんなに気遣いできる子がいるのだねぇ」と感心しています。

 

こんな妻を見ていると,妻のために何かしてあげたいなぁと思う今日この頃です。

 

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