こんにちは,ひなたパパです。
暑い夏!
扇風機では,追いつきません!
ですが,人類には冷房という画期的な発明があり,我々はその恩恵を受けています。
人類の宝であるはずの冷房・・・まさか「設定温度の主導権争い」という,新たなバトルが繰り広げられることになるとは,発明者も想像していなかったに違いありません。
温度を下げたい男性 vs 冷え性女性
今年も恒例の,「設定温度の主導権争い」が勃発しました。
男性というのは,暑がりの人が多く,設定温度を低くしたくなるのはご存知の通り。
一方,女性は冷え性の方が多く,夏でも膝掛け必須という方も!
そのような両者が空間を共にする職場・・・。
日本全国で,今日も設定温度の主導権争いが繰り広げられているのです。
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転機が訪れる!エアーハラスメント!
職場で訴えられると怖いのが「○○ハラスメント」です。
なんと,最近では「エアーハラスメント」と呼ばれるものが登場してきました!
「寒がる人たちの主張を無視して,冷房の設定温度を下げる」といった行為をすると,エアーハラスメントに該当してしまうのです。
冷え性女性にとって,強い追い風となること間違いなしです。
課長がハラスメント教育を実施
そんなある日,職場でハラスメント教育が実施されました。
説明者は,超暑がりの課長です。
設定温度が26度でも「暑い,暑い」と,男性陣の中でも率先して設定温度を下げます。
(毎日暑いねぇ~とさりげなく,設定温度を下げる課長・・・)
女性に,「課長!寒いですよ~」と注意され,28度に設定するも,30分後には「暑い,暑い」といいながら,設定温度を下げる始末。
(だって暑いんだもん・・・)
そんな課長が,まさかの「エラーハラスメント」教育です。
エアーハラスメントの事例が記載された資料を配布し,意見交換開始です。
本音では,どう思っているか分かりませんが,ハラスメント恐怖症の男性陣は,「女性の立場で,考えないとね!」といった,行動の伴っていない発言が連発です。
(本音は,こんな表情なんだろうな・・・)
取り纏めする課長も,「そうだよ。みんなも気をつけようね!」と冷え性の女性に配慮した行動を取るようにとしっかり指導されていました。
え!?何しているの?
ハラスメント教育も終了し,会議室から自席に戻ります。
すると,課長が「暑い,暑い」と言い始めます。
「階段上ったら,暑くなったよ!」と汗だくです。
たった,3階上っただけなのに・・・
そして,冷房の設定温度を下げに行くではないですか!
先ほどエアーハラスメント教育の講師を担当した課長が,「いやぁ,暑い,暑い」と言いながら,設定温度は24度です!
(この汗見てよ!まいったよ,暑くて・・・)
そして,うちわを取り出し,パタパタしはじめる課長・・・
職場はどんどん冷えます。
あきらかに女性社員は寒がっています。
女性社員も,汗だくの課長を見ていると,「設定温度を上げてください」といえない雰囲気です。
(課長には参ったよ!と,ご満悦な男性陣)
エアーハラスメント教育とはいったい・・・
仁義なき戦いは続くのであった。