こんにちは,ひなたパパです。
教育ローンを子供自身が負担し,長期に渡って子供の生計の負担になるといった雑誌を読み,私は何だかもやっとするものを感じました。
記事は,親が大学進学などに備え貯蓄をしておらず,学費・仕送りなどで支出が収入を上回る時期が来た際に取り崩す資産がなく,やむを得ず教育ローンを組み,返済を子供に負担させるといった内容です。
子の将来をより良いものにするために,大学進学させることは良い方法だと思うので,やむを得ず教育ローンを組むこと自体は私も理解できます。
良くないなぁと感じたのは,その教育ローンの返済を子に負担させることです。
そしてそのような親は,教育ローンと別に,住宅ローンも組んでいる事例が多いように見えたことです。(記事内で家計簿が多数紹介されており,その内容から考察したものです。統計的な根拠があるわけではありません。)
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私の職場でも,教育ローンの返済を子どもである本人が支払っている人が少なからずいます。
この教育ローンの返済が,結婚したのち家計を圧迫していると嘆いており,色々相談に乗って話を聞いていると,やはり両親は住宅を購入している人が多いようです。
収入が少ない為に家の購入も出来ず,やむを得ず教育ローンを組むというのであれば,納得感があります。
ですが,収入に見合わない住宅を購入しているのに,教育費を準備できなかったと言って,子に負債を負わせる教育ローンを組む親に対しては物申したくなります。
人それぞれの考えがあるとは思いますが,私は,教育資金の準備を優先し,その次に住居に係わるものを購入するといった思考の方が良いように思います。
なぜなら負債を負わされた子は,長期に渡り家計が苦しいものとなるからです。
大切な子どもの将来の生活に負のスパイラルが生じて,苦が苦を呼び込む状況になることを,教育ローンを安易に組む人は,しっかりと理解しておく必要があります。
住宅の購入を優先するのか,子の教育資金を貯めることを優先するのか。
子の将来の負担を考えると,私は子の教育資金を貯めることを優先するべきだと考えます。