こんにちは,ひなたパパです。
娘が中学生になったため,お金の教育を開始しました。
これまでの経緯はこちら。
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独立系投資信託の先駆けである,さわかみファンド。
現在の積立投資信託の基礎を築き上げたのは,澤上篤人氏が率いるさわかみファンドと言っても過言ではないと思います。
さわかみファンドは,設立して,実に18年半もたちます。
ここまで長期に運用しているアクティブファンドは存在しないと思います。
その教えはすばらしく,娘も,澤上氏の考え方が好きだと話します。
- 澤上篤人氏のゴキゲン長期投資を読んで
- 非課税枠に踊らされるな!長期投資は20年でも短い!
- 娘の積立投資について
- 株価暴落をチャンスだと思える思考回路に
- 今後の資産運用方針
- お金の教育は社会保険労務士の資格が役に立つ
澤上篤人氏のゴキゲン長期投資を読んで
私は,資産運用を開始した娘に,澤上篤人氏のコラムを幾つか読ませました。
私の世代では,長期投資と言えば「さわかみファンド」であり,その教えはすばらしいものがあるからです。
日経マネー4月号には「積立投資」について意見交換がされていました。
娘はそれを読み,コツコツ貯金よりコツコツ積立投資した方がよさそうだねと言っています。
これまで私から娘に教えられたことは少なく,
- 株式とは何か?なぜ株というものが生まれたのか?
- 企業の成長・衰退と株式の関連は?
- 日本経済・世界経済と株式の関連は?
といったことです。
最近は,政治・経済に興味を持つようになりましたが,部活・勉強に忙しいので,1日5分程度,政治・経済などの時事ネタについて話しています。
ですが,やはり個別銘柄選びは中学生の子どもには難しく,更に性格的にものんびり屋の娘には合っていないようです。
そこで,澤上篤人氏のコラムの出番です。
非課税枠に踊らされるな!長期投資は20年でも短い!
現在,NISAなどの非課税制度がありますが,澤上氏は「非課税期間に囚われて売却するのは短期的すぎる」とばっさりです。
つみたてNISAの20年すら,澤上氏からすると長期投資とは言えないのではないのではないでしょうか。
澤上氏が言いたいのは,投資期間が長ければ長いほど長期投資の醍醐味を味わうことが出来るので,「非課税期間が終了したら売却」といった考えは,間違っているということです。
非課税期間が終了したら投資は終了ではなく,もっと長期的な視点に立つべきだと述べており,共感することは多いです。
株式,債券,保険など色々投資商品はありますが,時間を味方につけることが最も重要であると私も考えます。
娘は,現在13歳です。
まだまだ人生は長いので,今から長期投資をはじめ,政治・経済に強い子に育ってほしいと思います。
娘の積立投資について
娘は3月より積立投資を開始しました。
現在は,以下の投資信託を毎日それぞれ4,000円ずつ積み立てています。
- 楽天・全米株式インデックスファンド
- ジェイリバイブ
(なぜ,さわかみファンドではないのか?という突っ込みはなしで…)
これらの投資信託は,リーマンショックのような経済の根本をゆるがす問題が発生しない限りは,まったく売却する予定はありません。
娘は,澤上篤人氏のコラムに共感し,氏の理念に沿って「長期投資」をそのまま実践したいと言っています。
株価暴落をチャンスだと思える思考回路に
澤上氏のコラムをいくつか読ませるのに合わせて,日経平均,ダウ平均の長期のチャートも見せました。
昨晩は大きなニュース(日経平均974円下落)があったため,直近の株価動向を見せ,娘がどのように感じているか聞きました。
- アメリカと中国の貿易摩擦が原因で,株価が落ちていると思う
- 株が安く買えるから,今の損益がマイナスでも何とも思わない
- 長期的に見たら,かならず今よりあがっていると思う
- 将来のことを考えるのは難しいから,毎月コツコツ積み立てるのがいいと思う
そのような意見を聞き,私は娘は長期投資家向けと判断しました。
そして,娘は,
- 可能であれば,ほったらかしでいたい
- なぜ相場が上昇または下落したのか,ときどき政治・経済の話を含めて振り返りたい
とも言いました。
妻も,その話を横で聞いて,私に「娘の意見を尊重してほしい」と言いました。
今後の資産運用方針
資産運用の方針
娘の話を聞いて,今後は以下のルールで運用することになりました。
- 投資信託は毎日積立てる
- 普段,損益の確認はしなくても良いが,大きなニュースや相場に影響のありそうなニュースが出た場合には確認してみる
- 私が,日経新聞から政治・経済の話をピックアップして,時事ネタを教える
- 個別株は株主優待だけにする(長期投資向けの株を選ぶのは困難)
持ち株(3月24日)
<個別株>
<投資信託>
3月上旬より投資を開始させましたが,調整相場だけあって,なかなかの損失額です。
株主優待は思ったより落ちていませんが,本日もダウ平均400ドル超の下落です。
来週は,日経平均20,000円の攻防が予想されます。
円高進行,債券へ資金流入の流れが明確な状況であり,今年中に24,000円の回復はないであろうと考えています。
(プロは年末に向けて中央値27,000円あたりを予想していますが,来月あたり,また予想が変わるだろうと思っています。)
このような相場でも,澤上氏のゴキゲン長期投資は,ストレスなく投資できるので良いと思います。
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お金の教育は社会保険労務士の資格が役に立つ
さて,資産運用だけでは,お金の教育になりません。
これからは,他のことも教えていかなくてはいけません。
家計簿(お小遣い帳)の付け方
これは,会計基礎が身につくように勘定科目一覧表っぽいものです。
私は,母からこれを最初に教えてもらいました。
(私は日商簿記1級を取得しています。IT国家資格に簿記の知識が必須であるため)
労働対価について
お金に働いてもらうことは大切ですが,自ら働き得る収入は,資産運用で得られる額より多いです。
また,労働にかかわる国の制度,例えば労働基準法や雇用保険など,社会の一般常識も身に着ける必要があります。
税金について
消費税が導入されてから,小学校でも税金についての作文を書く宿題が出るくらい,子ども時代から税は身近に感じるものとなりました。
ですが,知識としてはまだまだ基礎レベルです。
国の財政状況を踏まえて,なぜ税金が必要なのかといったことまで踏み込んだ話をしなければなりません。
借金について
私は,借金の怖さについて,厳しく教育する必要があると感じています。
借金は悪ではなく,使い方さえ間違えなければ,人生を豊かにしてくれるものです。
ですが,一歩間違えれば,友人をなくしたり自身の生活を苦しくするものになります。
私は母から借金について,善・悪の面を踏まえて厳しく教えてもらいました。
社会保険労務士というすぐれた国家資格
私は,社会保険労務士の資格本を読むのが好きです。
国家資格の勉強という意味ではなく,生活をする上で役立つ情報が多いからです。
役立つ情報をピックアップして,娘に時折,話をしてあげようと思います。
社会保険,年金など,色々とお金にまつわる話は多いですが,そのあたりは学校では詳しく教えてくれないので,私がしっかり教育したいと考えています。
私は,お小遣い制を廃止し,年に一度にまとまったお金(被服費,娯楽費,スマホ代など)を渡し,自分でやり繰りさせたいとも思っています。
以下の最後に述べていることです。
☞将来が変わる!子供のお金教育!我が家はジュニアNISAを活用し,中学生から開始します♪
実は,これは,以下の記事に感化されたものです。
賛否両論のある記事なのですが,私は好きです。
娘を信じているからこそ,取り組める内容です。
大学進学にかかわる勉強は妻に,お金にかかわる教育は私がしっかりし,今後の日本の将来を生き抜く力を身につけさせていきたいと思います。
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