こんにちは,ひなたパパです。
クリスマスですね♪
サンタさんは,来られたでしょうか?
ひなた家は,ディズニー大好き一家です。
これは,ディズニー好きの娘とサンタさんのお話しです。
娘が小学校低学年のときです。
娘は,東京ディズニーシーで,ダッフィーとシェリーメイのぬいぐるみを買いました。
ぬいぐるみが大好きな娘は,必ず抱きかかえ,お布団に一緒に入って寝ます。
そんな娘は,自分が寝たらぬいぐるみたちが起きて,パーティーをすると信じていました。
私は毎日,娘が寝入るまで隣に添い寝し,娘が小さな頃の思い出話をします。
いつも通り,思い出話をしていると,娘が私に聞いてきます。
「ね,パパ!私が寝たら,ぬいぐるみさんがパーティーするの♪パパは,それを見たことある?」と…
「娘ちゃん,ぬいぐるみさんたちは,みんなが寝静まってからパーティーをするんだよ。だから,パパは,見たことないよ。でもね,目が覚めそうなとき,バタバタしている音は聞いたことあるよ」と答えます。
「そっか,いつも私が起きるとね,ぬいぐるみさんが違う場所で寝ているの!元の場所に戻るのを忘れているのね!」と娘は満足そうに話します。
「いっぱい遊んで,どこにいたのか忘れちゃっているのかもね。」と私は返事をします。
「そうね」と頷く娘。
「早く寝ないと,ぬいぐるみさんの遊ぶ時間がなくなるよ」といい,娘を寝付かせます。
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娘は,毎年,クリスマスが近づくと,サンタさんに手紙を書いて,家の郵便受けに入れます。
妻が,サンタさんへのお願いは,「手紙を書いて郵便受けに入れておけば,取りにきて読んでくれるよ」と教えていたからです。
ある日,いつものように郵便ポストに,娘からサンタさんへの手紙が入っていました。
サンタさんは,手紙の中身を確認します…
「ダッフィーとシェリーメイが寒そうなので,ダッフィーには相葉くんの服,シェリーメイには不思議の国のアリスの服を着させてあげたいです」とお願いが書いてあります。
この当時,イケメン好きな娘は嵐のフアンでした。
相葉君は,ひなたパパと似ているので(←スルーしてください),嵐の中でも特に好きだったのだと思います。
サンタさんは困ったことになりました。
とはいえ,子供の夢を壊してはいけません!
サンタさんは顏が広いので,色々な伝手を使って,お手紙に書いてあるプレゼントの準備に奮闘します。
どうにか見通しがつき,サンタさんは秘密の工場で服を作ってもらいます。
1週間経ったころ,秘密の工場からサンタさんへ服が届けられます。
ぎりぎり間に合った!とサンタさんは安堵します。
サンタさんは,服をかわいらしく包装し,準備万端です♪
クリスマスイブの夜,家族そろって,クリスマス会です。
クリスマスケーキにピザ,チキン・・・娘の大好きなもので食卓がにぎわいます。
娘は心配そうに聞きます。
「サンタさんは,私のところに来てくれるかな?」と…
「郵便受けにお手紙は入れた??」と私は聞きます。
「うん,入れた。手紙なくなっていたよ♪」と娘は嬉しそうに答えます。
「だったら,サンタさんが手紙を受け取ったってことだから,来てくれるよ♪」と娘を安心させます。
9時を過ぎたころ…
「パパ,もう私寝るね!だって,私が起きていたら,サンタさんが来られないでしょ?」と心配そうに話します。
「そうだね,今日は一人で寝られる?」と聞きます。
「うん,大丈夫!」と娘は言い,寝室にいきました。
深夜,サンタさんは,静かにやってきます…。
次の日の朝,娘が早起きし,枕元を確認します。
「パパ,ママ!サンタさんがプレゼントくれたよ♪」と大はしゃぎです。
すぐに袋を開け,中身を確認します。
「すごい!サンタさん,私がお願いしていたダッフィー達のお洋服をくれたよ♪」とサンタさんからの贈り物を見せてくれます。
さっそく,ダッフィーとシェリーメイに服を着せてあげます。
娘の目はキラキラ輝いていて,満面の笑みを私達にむけます。
その笑顔は,私達夫婦にとって最高の贈り物でした。
ダッフィーとシェリーメイも,微笑みながら私達家族を見ていてくれました。