老後の生活を支える収入源として,年金があります。
年金には,公的年金と私的年金の2種類があります。
公的年金には,日本に住んでいる20歳以上60歳未満のすべての方が加入する「国民年金(基礎年金)」(1階部分)と会社などに勤務している方が加入する「厚生年金」(2階部分)があります。
引用:たましん すまいるプラザ
私的年金は,公的年金の上乗せの給付を保障する制度で,老後をより豊に生活するための制度として重要な役割を果たしています。
私的年金は,大きく分けると確定給付型と確定拠出型の2種類あります。
確定給付型は,加入した期間などに基づいてあらかじめ給付額が定められている年金制度です。
加入者が老後の生活設計を立てやすい反面,運用の低迷などで必要な積立水準が不足した場合は,企業などが追加拠出をしなければならない仕組みです。
一方,確定拠出型は,拠出した掛金額とその運用収益との合計額を基に給付額を決定する年金制度です。
企業が追加拠出をする必要は生じませんが,加入者自らが運用を行い,老後の生活設計を立てる必要があります。
引用:三井住友銀行
確定拠出年金は,さらに個人型と企業型に分かれます。
特徴は,個人型は自分でお金を出し,企業型は企業がお金を負担する点です。
どちらの場合でも,掛け金を運用するのは,自分であり,運用成績の違いにより,将来の受取額は大きく異なります。
以下,運用成績に違いによる,受取額のシミュレーション結果です。
<前提>
- 掛け金:3万円
- 期間:30年
引用:楽天証券:積立簡単シミュレーション
引用:楽天証券:積立簡単シミュレーション
上記のように,運用成績によって,将来の受取額が大きく変わります。
私と妻の会社は,2012年から企業確定拠出年金に,これまでの積立額を含めすべて移行されました。
自分で運用する必要が出てきたのです。
安全に元本保証型の比率を高めると,積立額がほとんど増えず,豊かな老後生活が送れません。
私達夫婦は,米ドル建て終身保険・養老保険を活用し,手取収入分からも年金積立をしています。
リスクが低く,堅実に増える一方,ややリターンが少ない(とはいえ,最低積立利率3%以上保障されています)ため,確定拠出年金は,大きくリターンを狙ったポートフォリオとしています。
留意点としては,以下の2点です。
<運用の考え方>
- 長期運用とはいえ,リーマンショックのような事態が発生した場合,そのとき最も安全な資産に移します。
- 原資が数千万(私および妻の「退職金+確定給付企業年金」は,すべて企業確定拠出年金に移行)と大きいため,企業確定拠出年金の資産分配は,現在手元にある保有資産を考慮して決定します。
<目標とする運用利回り>
- 最低3%以上
私たちの確定拠出年金の運用成績,毎月ご報告いたします。
スポンサーリンク
こんにちは,ひなたパパです。
今月の確定拠出年金の運用成績を報告します。
ひなたパパのポートフォリオと運用利回り
外国株式インデックスファンド100%で運用しています。
※金額については会社に係る情報であるため,開示致しません。
拠出開始以来の運用利回りは,13.1%となっています。
ひなたママのポートフォリオと運用利回り
下図の比率で運用しています。
拠出開始以来の運用利回りは,10.97%となっています。
👇総資産まとめ記事はこちら👇
👇家計簿まとめ記事はこちら👇
👇資産運用まとめ記事はこちら👇