実録!平凡社員が1億円貯蓄を目指す奮闘記!

平凡な係長でも45歳(2018年)で1憶円達成。新築戸建て(5000万円)購入も完済し,無借金生活。ストレスなく誰でもできる資産運用を実践。焦らずじっくり増やすのが我が家流。過度な節約はせず家族が幸せになれるお金の使い方を追求します。

《管理人厳選》

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私のクリスマスの記憶…母からもらった最高のプレゼントはお金の価値には変えられないものでした。

こんにちは,ひなたパパです。

もうすぐクリスマスですね。

サンタさんは,どんなプレゼントをあげればいいのか頭を悩ませているかも知れませんね♪

この時期になると,私は,いつも自分の子供の頃を思い出します…

私には,サンタさんがプレゼントをくれることは一度もありませんでした。

両親は,貧しかったので…

共働きで,夫婦合わせても,手取り25万円程度で子を3人育ててきました。

父は手取り17万円,母は手取り8万円です…

父は酒とたばこ,ギャンブルが好きで,給料の半分を自分のために使っていたような人です。

暴力こそふるいませんでしたが,自慢のできる父には,ほど遠かったと思います。

母は,残りの15万円で,子を3人も育てなければなりません。

父は,家のことを手伝うことは全くなかったので,すべて母が子育て,家事をやっていました。

母は手取り8万円でしたが,決して楽な仕事ではありません。

ほぼ毎日,朝から晩まで仕事です。

(1日まるまる休みということはなかったように記憶しています…)

今,ブラック企業と騒がれている労働時間なんて,母からすると,楽なものです。

姉と兄は,私と違い勉強ができるため,勉学に励み,家の手伝いはしませんでした。

私は勉強しても成績がパッとしないのと,母の苦労を見ていたので,小学生のうちから掃除,洗濯や食事の準備などの家事を手伝っていました。

母が愚痴ひとつ言わず,仕事に子育てに奮闘している姿を見て,自然とそうなったのだと思います。

(今は,昔の苦労話をよくするようになってしまいましたが…)

そんな貧しい家庭ですが,それでも心を貧しくさせないように育ててきてくれた母…

何事も前向きに考えるように,自ら行動で示してきてくれた母…

そんな母は私の自慢です。

 

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当然のことながら,クリスマスでお祝いをするといった余裕は,我が家にはありませんでした。

お祝い事は誕生日だけです。

保育園や学校にいくと,みんながサンタさんの話で盛り上がっていますが,私は参加できません。

友達は「サンタさんからプレゼントをもらった」とはしゃぎ,「悪い子にはプレゼントはこないよ!」と言います。

私は悪い子なのだと思っていました。

家に帰って,母に聞くのです…

「僕は悪い子なのかな?」と…

母は,「ちがうのよ,お母さんのうちは仏教だから,サンタさんがこないの…」と今思えば苦しい言い訳をしていました。

私はサンタさんからプレゼントはもらえませんでしたが,母から多くのプレゼントをもらいました。

 

20歳代は,手取りは12万円でしたが,母から学んだ節約術で,一人暮らしであるにも関わらず,毎月5万円は簡単に貯金できる習慣が身についていました。

3万円もあれば,食費,電気,水道代など,家賃以外はすべて賄えていました。

賞与は,もちろん全額貯金です。

生活力ということを母から学んだのです。

そんな母は,お金の勉強を必死にし,少ない資金を活用し積極投資を行い,今では富裕層です。

私も母から,投資のイロハを学び,新築戸建て,車を買うもローンは12年で全額返済し(親の援助なしです),今では夫婦共有の金融資産(不動産除く)は8,000万円を超えています。

私個人の資産(仮想通貨,FX,株など)も別途ありますが,それは秘密にさせていただきます…

また,母は勉強家の一面も持っており,今でも様々な生涯学習に取り組んでいます。

私も母の姿を見て,専門学校に入学してからは,猛勉強し,日本最高峰の国家資格(ITストラテジスト,システム監査技術者,プロジェクトマネージャ)を初めとする複数の国家資格を取得することが出来ました。

また,実務経験のレベルが問われるITSSレベル認定で,国内トップエンジニアとして認定されました。

 

苦しい生活でも,前向きに生きること…

どんなに貧しくても,勉強を必死にして,経験することでその状況を抜けだすことができること…

そういったことを身を持って教えてくれたことが,私にとって最高のプレゼントだったと今では感謝しています。

今度は,私が娘のために何か残す番です。

娘の人生を豊かにする…そんなプレゼントができればと思います。

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