■更新履歴■
初版:2017年11月15日
改定:2018年1月6日
我が家の金融資産は,現在,夫44歳・妻41歳時点で,8,000万円超(新築戸建てあり,借金返済済み)あり,あと数年もすれば,確実に1億円を貯めることが出来ます。
庶民の私でも,ここまで資産を貯められたのは,長続きする家計管理を夫婦で行っているからです。
そんな,ひなた家の家計管理について,ご紹介します。
我が家では,私(ひなたパパ)は全体の収入・支出を管理し,妻(ひなたママ)は生活費のみを管理します。
お金を管理する時間は,一か月で2時間程です。
しっかり管理しますが,時間をかけないのが,長続きする秘訣です。
家計全体のお金の流れを整理する
毎月のお金を管理する上で重要なのは,家計全体のお金の流れを整理することです。
我が家のお金の流れ
我が家のお金の流れは下図の通りです。
<図1:家計全体のお金の流れ>
共働きですので,毎月月末に会社から給料をもらいます。
給料は,それぞれの口座に入金されます。
そして,給料日は「ひなたパパの銀行口座」から,私が全額引き出します。
こちらが,10月の給料です。
支給額は,「555,011円」でしたが,手取は「386,419円」でした。
先頭行の「21,310円」は出張精算の振込なので,給与ではありません。
3行目を見ると,振込日に,全額引き出しているのが分かると思います。
先取り貯金をする
妻の収入(給料・賞与)および私の賞与は全額貯金します。
先取り貯金は,お金を貯める上で,最も重要なことです。
始めは少額でも良いので,習慣化させましょう。
給料を現金と引落用口座に振り分ける
ひなた家の月支出費をご覧ください。
<図2:月支出費>
このうち,「管理箇所」列の現金支出部分を見てください。
「生活費」「お小遣い(娘)」「お小遣い(夫)」の3項目については,現金をそのまま,私,妻,娘に渡します。
「図1」の「①」「②」「③」のフローに該当します。
そして,残りの現金は,全額「引落用口座」に入金します。
「図1」の「④」のフローに該当します。
「図2」の「銀行振替」部分だけではないことに,ご注意ください。
年間支出費(特別費)を貯める
「引落用口座」は,「図2」の「銀行振替」の支払いと,年間支出費(以下,特別費)のためのお金を管理しています。
我が家では,月支出費と特別費は完全に別管理としています。
特別費(被服費等)は,ある程度予算枠を決めることができますが,必ずしもその月に支出することもありません。
また,やり繰りによって,その額に収められるといった支出でもありません。
よって,我が家は月に必ず発生する出費かつ,やり繰りで予算内に収められるものを月支出費として管理し,その他は特別費としています。
特別費は,引落用口座に貯める運用としています。
年末,特別費が余った場合,貯金用口座にお金を移すという流れになります。
家計のお金の流れを整理できることが重要
みなさんは,家計のお金の流れを整理できますか?
まずは,図で可視化して下さい。
シンプルな図ほど,お金が貯まりやすい家計管理となります。
複雑な図や,書けないといった場合,お金の流れを整理し,貯蓄体質に変えていきましょう。
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月支出費の家計管理
随時,支出管理しなければならないのは,「図2」の「銀行振替」部分の「変動」に属する項目,つまり,電気代,水道代,ガソリン代,携帯電話代などになります。
あとは,妻の管理する生活費となります。
引落用口座の支出を管理(電気代,水道代,ガソリン代など)
まず,電気代,水道代,ガソリン代,携帯電話代などの管理方法です。
実は,これらについては,月末までは,一切管理しません。
月途中では,予算を意識するだけで,全く管理しないのです。
月末になった時点で,引落口座から支払結果を管理簿に転記し,その結果を妻と振り返るだけです。
<引落口座>
<水道光熱費等 管理簿>
電気代,水道代,ガソリン代,携帯電話代などの月支出費「変動」(生活費除く)を管理簿に記載します。
例えば,引落口座の上から3行目「KDDIリヨウキン」が携帯電話代になるのですが,これを,管理簿に記載します。10月は「-732円」であったことが分かります。
振り返りは,「良かった点」「悪かった点」「次月はどういう風にしていこう」といった会話をします。
そんなに深刻な話はしません。
「携帯電話代予算超えたから,来月注意しようね」「電気代予算内に入ったね!来月はちょっと寒いかも知れないけど,暖房ではなく,こたつで頑張ってみよう」といった感じです。
引落用口座の支出を管理(カード払い分)
また,カード払い分についても,整理します。
非常に重要な作業です。
<カード利用明細書>
<カード払い等 管理簿>
カード利用明細書(カード会社から入手)をもとに,何に使用したかを管理簿に整理します。
また,「引落用口座」から引き出したお金も合わせて転記します。
(10月は,「JR定期(10月~12月)」分の「10,000円」を引き出しています。引落口座の2行目が該当します。)
そして,月支出費分なのか,特別費なのか,計画外なのかを把握します。
月支出分,上記のガソリン代は,「水道光熱費等 管理簿」に転記します。
特別費,計画外については,「年間支出費(特別費) 管理簿」に転記します。
<年間支出費(特別費) 管理簿>
特別費に項目なく,来年必要となるのであれば,記録として残しておきます。
年末に,翌年の特別費の洗い出しに活用するためです。
単なる無駄使いであれば,最終行にある「計画外」の欄に追記し,残りいくらまでなら無駄使いが許されるか確認します。
特別費の管理が重要
月支出費の管理よりも,特別費の管理をしっかり行います。
この作業は非常に重要で,年間の貯蓄が計画通りできるか重要なポイントとなります。
特別費についても,妻と振り返りを実施します。
後編は,妻の「生活費」の管理方法について説明します。
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